フィクションノンフィクション 49-4




 

              
  単身赴任(4)
 
 

 「こんにちわ。」

 「この間はごめんね。大勢の人にいる前でオムツなんて言っちゃって。」
 
  「あっ、いやでも本当の事だから。」
 
 「どこか身体が悪いの?いつもオムツ当ててるの。」
 
 「あっ、そうなんです。3年前に交通事故で脊髄損傷してそれから失禁ようになってそれから ・・・・。」
 
 「そう、大変ね。1人なの。奥さんはいないの?」
 
 「あっ、いや1人あっ、独身です。」
 
 「そう、1人じゃあオムツを当てるのも大変ね。」
 

 と、とっさに病気でオムツが必要になったと嘘を付いたついでにまた独身だと僕は嘘を付いちゃいました。
 
 その後、おばさんはなんと僕に話しかけながら、掃除の手を止めて僕の座っているベンチの隣に座ったんです。

 僕の直隣に座ったおばさんを見ると僕が思っていた以上に若いのにビックリしてしまいました。僕と同じくらいか

年が上でもそんなには違わないように思えました。
 

 「あっ、でももう慣れたから。」

 「でも毎日だと洗濯も大変でしょう。紙オムツは使わないの?」

 「うん、最初は紙オムツを使ってたんだけど、毎日だとお金が結構掛かるから。布オシメだと洗濯できるし。」
 
 「そりゃあそうね。紙オムツも高いものね。ベビー用でも毎日使っていると結構高くて馬鹿にならないこのねえ。

うちも孫がいるからね。娘がよくこぼしてるわ。でもそのくせ布オシメにしようとはしないのよ。」

 「えっ、孫がいるの?」

 「そうよ。変かしら。私にだって1人だけだけど娘がちゃんといるのよ。もう結婚して2年になるけど。でも私の旦那

は10年前に事故で死んじゃっていないのよ。だから私も今は独身よ。」
 
 「あっ、そうなんだ。でも孫がいるようには見えないなあ。」

 「そ〜お?ありがとう。ところで今はオムツの方は大丈夫なの?良かったらオムツ替えて上げようか。」

 「あっ、いや良いです。そんなオムツ交換なんて。」
 

 本当はおばさんのオムツ替えて上げようかと言う言葉にどきどきしていたんです。でもいくらなんでも初めてあっ

たのと同じ人にオムツを替えてもらうのは恥かしくて頼めませんでしたし、ちょっとでもそんな事を考えただけでもう

自分で自分の顔が真っ赤になっているのが分かりました。

 でも心の中ではもう一度言ってくれたらやってもらおうかとも考えたりしていたんです。
 

 「良いのよ。だって1人じゃあやりにくいだろうし、直そこに私の会社の休憩室があるんだけど、今日はもう1人の

人がお休みだし他には誰もいないから大丈夫よ。」

 「で、でもそんな事悪いから。 ・・・・・。」

 「それにもうオムツ濡れているんでしょ」

 「う・・・、うん。」

 「やっぱり、じゃあ早くオムツ替えなきゃあ。さっ、おいで。行こう。」

 「でもちょっと買物に来ただけだから、替えのオシメを持ってきて無いんだけど。」

 「オシメなら大丈夫よ。孫の使っているのがちょうど部屋にあるから、ちょっとサイズが小さいかもしれないけど。

重ねて使えば何とかなると思うわ。時々ここへも買物に来たついでに遊びによってくれるのよ。だからいつ来ても

いい様に替えのオシメだけはたくさんいてあるのよ。」
 

 と言うとおばさんは僕の返事も待たずに先に立って歩き出したんです。

 それで仕方なくと言うか半分はオムツ交換への期待感もあって、おばさんの後からついて行ったんです。

 丁度僕らが座っていたベンチの後の建物の後に回った所に部屋がありそこがおばさん達の休憩所になっていま

した。

 部屋の中はきちんと片付いたており、奥の方には6畳ほどの畳が敷いてありました。

 
 「さっ、早くこっちへ来て。」
 

 おばさんが後を向きながらロッカーの中から何かを出しているようでした。多分孫のオシメを探しているのかなと

思いながら畳の上に上がるとおばさんが指差した場所に横たわりました。

 どきどきしていました。心臓が破裂しそうでした。でもこんなチャンスは2度と無いとも考えるとこのチャンスを

逃がしたくない気持もありました。またおばさんにオシメを開かれた時にもしオチンチンが大きくなったらどうしよう

等と言う心配もあり、必死になってオムツ以外の事を考えて気を紛らわそうともしていました。

 そんな僕の方へ振り向いたおばさんの手にはやはりベビー柄の白い布のオシメが持たれていました。

 おばさんは横になっている僕を見ると、
 

 「あら、ズボンは脱いでね。」
 

 僕はおばさんに当たり前の事を言われた事でまた一瞬羞恥心が大きくなりました。今からオシメを替えてもらうの

に小さい赤ちゃんでもないのに自分でズボンも脱がずにじっとしていると言うのもおかしいとは思うのですが、かと

いって待ってましたとばかりに、直に自分からズ瓶を脱いでオムツカバー姿になって横になって待っていると言うの

もその時の僕にはためらいがあり出来なかったんです。

 それでおばさんに言われたのをきっかけにして、もう一度起きあがるとおばさんに背を向けてゆっくりとズボンを

脱ぎました。ここに至ってもまだ心に迷いがあったんです。でも今からおばさんにオムツ交換をしてもらう、そのた

めにズボンを脱いで恥かしいオムツ姿を見られると思うと腹をくくらざるを得ませんでした。

 今日はブルーに小さい車の絵のプリント模様のオムツカバーを当てていました。正直この可愛いベビー柄の

オムツカバーも実はおばさんに見られると思うとちょっと恥かしくて僕の戸惑いの一つだったんです。

 大人がオシメをあてているだけでも珍しいのに、あてているオムツカバーが病人用の無地の物ではなくて、可愛

いベビー柄のオムツカバーだと本当はマニアだって事がばれるんじゃあないかと心配してたんです。

 おばさんが変な顔をした時に、どんな言い訳をしたら良いのかいろいろ考えていました。

 案の定、僕がズボンを脱いだと単におばさんの声が聞こえました。
 

 「あら、可愛いオムツカバーねえ。大人用なのにそんな可愛いオムツカバーがあるのねえ。そんな可愛いオムツ

カバーって売ってるの?」

 「うん、これは通信販売で買ったんだ。始めの頃は普通の無地の病人用のオムツカバーを使ってたんだけど、

どうせずっとオムツが取れないなら病人みたいな可愛げの無い物より可愛いオムツカバーの方が気分的にも明る

くなれるんじゃあないかなと思ってたら、たまたま通信販売で見つけたんだ。」

 
 「そう。でも確かにこの方が可愛くて私も良いと思うわ。だって本当に赤ちゃん用みたいで可愛いもの。」

 「そう、・・・・。あっ、ありがとう。」

 「じゃあオシメ替えるわね。それにしても可愛い柄ねえ。でもやっぱり大人用なのね。赤ちゃん用のオムツカバー

には腰紐なんて付いてないものね。やっぱり大人だとオモラシした時におしっこの重みでたれちゃうのかしらね

え。」
 

 おばさんはそう言うと僕のオムツカバーの腰紐を解き始めました。

 僕はまだどきどきしていました。

 僕には可愛いオムツカバーの次にまた心配事があったんです。それは僕のつるつるのおちんちんなんです。

 単身赴任で1人赤ちゃん生活を始めた最初に赤ちゃんなんだからと自分で剃ったんです。

 実際、赤ちゃんみたいな僕のつるつるのおちんちんを見たらおばさんは一体どんな顔をするんだろう、きっとビッ

クリするのは間違いないだろうけど、一体なんて言われるのか不安でした。その言い訳を一生懸命に考えなけれ

ばならなかったんです。

 おばさんは腰紐に続いて僕のオムツカバーの両脇のスナップボタンを一つづつ外すとオムツカバーの前宛てを

前に広げました。
 

 「あら?、やっぱりオシメびっしょりよ?。いつもこんなだとオムツかぶれが大変なんじゃないの?」

 
 と言いながら、おばさんは続けてオムツカバーの中羽根を外すとまず横当てオシメをお腹の上から取って、いよ

いよ次に股当てオシメも外しました。流石に股当てオシメを開いた途端におばさんの手が一瞬止まりました。

 おばさんの目が僕の股間に注がれているのがはっきりと分かりました。
 

 「あら?、どうしたの。ここも剃っちゃったの?」

 「うん、実は病院で初め手術をしたときに股間を剃られたんだけど、その後もずっとオシメが取れないと分かった

時に看護婦さんがこれからもオシメが取れそうにないからオムツ被れを防ぐためにもここは剃っといた方が良いわ

よって言われてそれからはずっと剃ってるんだ。」

 「そうなの。大変ねえ。でも確かに看護婦さんの言う通りだと思うわ。それにこの方がオシメが似合うと思うわ。」

 「 ・・・・・。 」

 「良〜い?オシメ外すから足を上に上げてね。はい、ちょっとそのままにしてね。オムツカバーはあまり濡れてな

いようだし、替えのオムツカバーは無いからもう一度これを使うわね。ベビー用の布オシメもこうやって少しづらして

重ねれば何とか使えるわ。はい、良いわよ。足を降ろして。」

 「 ・・・・・。 」
 

 おばさんの言う通りに僕が足を下に降ろすと、おばさんが僕の足首を掴んでちょっと左右に広げました。そして

どこにあったのか恐らくこれもおばさんの孫さんの物何でしょうけど、ベビーパウダーを僕の股間とお尻にパタパタ

して新しいオシメを当てると先ほどの様にオムツカバーも元通りに当ててくれました。

 僕はその時、正直心配していたおちんちんも何とかおばさんのオシメ交換の間は、大きくならなくてなくて済んで

ほっとしていたんです。

 そして、先ほどまでおちんちんの周りに毛が無い事に対してどんな言い訳をどうしようかと考えていたのにいざと

なったら自分でも感心するくらい良くもこんなにすらすらと嘘が出るもんだと思っていたんです。

 とにかくこれでおばさんに隠している事は全て無くなってしまいました。

 大人なのに医療用の無地のオムツカバーでは無くて可愛いベビーのようなプリント柄のオムツカバーを当てて

いる事、おしめも布のベビー柄でのその可愛い布オシメの下にあるおちんちんの周りは可愛いオムツカバーや

布オシメに合わせて(?)毛が一本も生えていないつるつるのおちんちんである事など、マニアっぽい人なら直に僕

が幼児マニアである事を見破っていたと思いますが、おばさんはどうだったのか、一応表面上は僕の病気だと言う

話を信じてくれたように思いました。

 こうして買物の途中に思いがけなくも先日ベビープレイの帰りの電車の中で僕のズボンの下のオムツを見破った

だけでなく電車の中で大きく「おむつ当ててるの。」と言われてしまったおばさんにばったりと出くわしただけでなく

なんとそのおばさんに濡れたオシメの交換までされてしまい、その後本当の赤ちゃんの布オシメを当てられてしま

ったんです。勿論可愛いオムツカバーとつるつるのおちんちんまで見られてしまいました。

 こんな事があるでしょうか。思わず僕は自分頬を指で思いっきりつねってしまいましたが、その痛さには飛び上が

りそうでした。

 その時は当然その後引き続き仕事のあるおばさんと別れて家に帰りました。

 しかしおばさんのオシメ交換に一度味をしめた僕はその後も日曜日にはまたおばさんの所へ出掛けたんです。

 最も同僚の人が一緒に勤務している時は駄目だし、おばさんの娘さんが孫を連れて遊びに来ている時も当然

無理だし、なかなかもう一度おばさんの手でオシメ交換と言う僕の希望はかなえられませんでした。

 勿論毎週行くのは気が引けるので、1週間間を開けて見たり2週間間を開けてみたりしました。しかしタイミング

悪くおばさんに会えなかったり、せいぜい待っても1時間以上も同じ所にいると変に思われるような気がして、1時間

ちょっと待って会えない時は直に帰ったりしていたのでなかなか会えず、次におばさんに会えたのは最初におばさ

んに会ってから2ヶ月が過ぎた頃でした。

 およそ2ヶ月ぶりにおばさんに会ったその日も、以前のように僕はいつものベンチで若いママさん達が子供の遊

び場で小さな赤ちゃん達を遊ばせているのを今日はおばさんに会えるかなと見ていたんです。休みの日は当然い

つもオシメを当てていましたからその日も8枚の布オシメを当てていて、おそらくまだ紙オムツを当てて遊んでいる

小さな赤ちゃんを見ながらベンチに座ったままでオモラシをしていました。勿論おばさんに会ってオシメを替えても

らえる保証はありませんからあまりたくさんのおもらしは出来ませんでしたが、オシメにおもらししたオシッコがオシ

メの前だけでなくお尻の方も少し湿ってくると今日もおばさんに会えそうに無いからそろそろ帰ってオシメを替え用

かと思ってベンチから立ちあがって帰りかけました。

 その時におばさんが休憩室のある建物の後から出てきたんです。

 思わず僕の顔がほころんだかも知れません。おばさんの方もにこにこしながら小走りで僕の側までやってくると

おばさんの方から先に話しかけました。